皆様お疲れ様です!! スミスです
この記事書いてたらシーズン25になってもうた(挨拶)
前回はApexの初心者さん向け記事を出しましたが、そちらでは基本を掴んでもらってゲームの楽しさに触れてもらう、というところが目標でした。ただやっぱりね……対戦ゲームなので、全く勝てないとなると面白くないですよね。勝てなくても面白いよ、という方もいると思いますが、勝てた方がより面白いし、モチベーションも続きますよそりゃ。
ということで、Apexの基本を理解し、楽しさに触れた初心者の皆さんが「勝ち」に近づけるよう、一歩進んだゲームのセオリーをこの記事でお伝えしていこうと思います! 書き上げるのに時間が掛かってしまってすいません……その分ボリュームはあると自負しております。この記事を読んでレッツ、脱初心者!
「負けるのはつまらない。だから僕は負けない」
※この記事の内容はPS版のシーズン25に準拠しています。PC版、キーボード・マウス操作に関しては専門外であることをご了承下さい! 内容はApexの普遍的なものが主です。シーズン、プラットフォーム、操作デバイス問わず参考になる部分もあると思います!
FPSとしてのApex
Apexが他のFPSと何が違うのか? そりゃ色々ありますが、中でも大きな特徴として「HPが多い」という点があります。他のFPSゲームだと銃2、3発でカタがつくので撃ち合いが一瞬、みたいなこともありますがApexは違います。ボディシールドとヘルスの両方を削ってようやくダウン、そこから箱にするまでさらにHPを削る必要があります。
なので「最終的には近距離ファイトで決着がつく」というのはApexの大きな特徴と言えるでしょう。やや距離があるところから敵のHPを削ったり、一人ダウンさせたらそれをきっかけに一気に距離を詰めて、敵が回復する前に倒す! これが超基本のセオリーです。「敵に詰める」というやつですね。
遠い敵を削ったりダウンさせても、詰めなかったら回復されたり蘇生されたりであんまり意味ないです。部隊が多くひしめき合っている場合、挟まれている敵部隊を遠めから倒しきる、というパターンもなくはないですが、ランクマッチでは珍しいですね。競技や大会だとそこそこあります。
近距離戦に持ち込むのが基本なので、アビリティやULTで長距離を素早く移動出来るキャラが強いんです。アッシュ、パスファインダー、オクタンなんかはULTを使えば部隊全員が長距離を素早く移動出来ちゃう。高速で詰める。これが強いんですね。
Apexにおいて近距離ファイトは避けて通れません。二丁持てる武器の内、近距離に対応した武器を一丁は持つ。敵を削ったら素早く冷静に距離を詰める。これめっちゃ大事!
漁夫 ~最強の戦術~
Apexはバトルロイヤルのゲーム。三人一組が20チーム、全60人で争うわけですが、自分の部隊以外の57人は全員的です。あ、間違えた敵です。いや間違ってもないけど。
ということは当然、敵部隊同士が戦って、勝敗が決したところにすかさず乱入して勝利をかっさらう、なんてことが可能というかもうそれがメインの勝ち方と言っても過言ではありません。漁夫の利を狙う、通称「漁夫」ですね。
Apexに限らずバトルロイヤルにおいて漁夫はもう避けられない、ゲームシステムに組み込まれているものなので、積極的に漁夫を狙う、銃声が鳴っていたらひとまず様子を見に行く、というのは中級者以上なら当たり前にやります。
漁夫もタイミングやさらなる漁夫の警戒など、色々気を付けることはあるんですが、やはり狙えるなら漁夫は狙いたい! 常に意識していきましょう。
自分が漁夫られる時は「漁夫かよ……」ってぼやけばOK! 別部隊に攻撃されるとキャラが「別部隊がいるぞ!」みたいなセリフを言うので、それは聞き逃さないように注意。
遮蔽物 ~最強の盾~
Apexにおいて「攻撃」は銃で撃つ、キャラ固有の能力、グレネードなど、様々な手段があります。じゃあ「防御」は? 一応、一部のキャラは鉄壁という若干ダメージを軽減する能力がありますが、代わりに体がデカいやつらなのであんまり変わらないです。
Apexにおける盾、それは「遮蔽物」です。マップ上の至るところに転がっています。石、岩、コンテナ、壁、建物、ドア、地面。何でも大丈夫! Apexではオブジェクトは壊れることがありません。最強の盾です。唯一、小さめのドアは格闘やグレネード等で壊れます。
そして、Apexは画面中央のレティクルに向かって弾が飛んでいきます。裏を返せば画面中央に敵を捉えていれば、中央以外の部分は何かに隠れていても敵に弾を当てることが可能です。背が低い遮蔽物越しに、こちらは敵を画面中央に捉えている。でも敵からするとこちらの頭しか見えない、ということがあります。
これが「頭出し」というやつです。当然めっちゃ強い! 頭出しが意識出来るようになると一方的に撃ち勝つこともあります。
さらに、一部のキャラは固有能力で遮蔽物を作り出すことが出来ます。ジブラルタル、ライフライン、ニューキャッスル、ランパート辺りですね。どれも一時的だったり一定ダメージで壊されたりしますが、それでも遮蔽物を作り出せるのは強い!
特に終盤、遮蔽物一つが部隊を勝利に導くこともあります。直近の競技でもニューキャッスルの採用率がかなり高いことから強さが伺えますね。競技なんて全員エイムが極まってますから、遮蔽物がなかったら一瞬でやられて終わります。それを防げるというわけです。
最強の盾である遮蔽物。遮蔽物使わない縛りでApexをプレイしたらボットにも勝てないかもしれません。
高所ポジション
もうね、まず高所! とにかく高所! コーラを飲んだらゲップが出るくらい高所!
建物の屋上。何か謎の塔の上。大きな岩の上。もう何でもいいです。高いところは強い。これはApexに限らずFPS全般に言えるでしょう。なぜ、高所がそんなに強いのか?
・視界が良いので周囲の情報を得やすい
・乗っているその構造物を遮蔽物として使える
・下にいる敵を撃てる。頭に当てやすいし、こちらは頭出し状態でも撃てる
・下の敵を削ったら降りるだけで詰めることが可能
・逆に削られてしまっても、敵が上に詰めるには登って来る必要がある。その間に回復したり、登ってくる敵を撃ったり出来る
いくつか挙げただけでもこの圧倒的メリット! いつ何時でも高所が有利ということを頭に入れておきましょう。地形と状況によっては例外もありますが、それでも高所を取らないで勝つのはまず無理!
そしてホライゾン、オルターなんかは戦術アビリティ一つでチーム全員を高所に連れて行くことが可能。これはとんでもないことです。位置の有利を簡単にひっくり返せるポテンシャルがあるわけですから。高所を取っている時、敵にホライゾンかオルターがいたら要注意。あっさり高所に詰められる可能性があります。マジで強いよなぁ。
敵の位置把握
もしあなたがサバイバルゲームに参加したとして、敵が全員、全く見えない透明人間だったらどうでしょう? 勝てますか? 否、勝てるはずがない(反語)。撃って倒すべき敵がどこにいるかがわからなければ、攻撃のしようがないですよね。
Apexも同じで、敵がどこにいるかわからないなら勝ちようがないです。敵がどこにいるのか、敵の位置を把握することは戦闘においてめっちゃ大事! そして敵の位置を把握することに長けているのが「リコンクラス」のキャラ達です。ブラッドハウンドの戦術アビリティ「全能の目」、通称スキャンが代表的ですね。
リコンクラス+一部のキャラはマップ上に点在する「調査ビーコン」という装置を使って、周囲の広範囲の敵の位置と数を把握することも出来ます。これがまた強い。人数が欠けてしまった部隊を把握したり「あそこで戦ってるから漁夫行けるな」みたいな判断も出来ます。
リコンクラスでなくても、戦闘中に敵の位置を把握しなくては勝てません。目視、足音、銃弾の軌跡、アビリティがどこから飛んできたか、味方のピンなど、あらゆる情報を逃さずに敵の位置を把握することで勝ちに近づけます。そして敵の位置が完璧にわからなくても「その辺に敵がいるかも」という認識で動くのも大事です。
ちなみにミラージュ、クリプトの2キャラは特定の条件下で透明になれます。まあクリプトは完全な透明ではないですし、どっちも透明状態で攻撃は出来ませんが。透明人間と戦うというのは、Apexにおいてはあながちあり得ない状況でもない、ということだったんですねぇ……
味方の位置把握
「え? 味方の位置? いやいや……敵の位置はわからなくて当然だけど、味方の位置なんてわかるじゃん。ミニマップにマークがあるし、壁越しでも味方は見えるし。何でわざわざ項目になってんの?」
そう思うでしょう。でも、いざ戦闘が始まったらこれが中々難しい! 戦闘中に味方の位置まで気を配れるようになるにはそこそこ慣れが要ると思います。
味方の位置把握がなぜ大事なのか?
「今ここで自分が回復して敵が距離を詰めてきたとしても、あそこにいる味方が撃ってくれるから安全だ」
「味方が今、左の方から敵を撃っている。敵はあの味方に意識が集中している。じゃあ自分は今のうちに右から回って距離を詰めるぞ!」
こういう判断が出来るようになるんですね。そして後述する「カバー」「フォーカス」をするにも重要です。さすがに敵と撃ち合ってる最中に味方も見るのは無理ですが、回復中やちょっとしたスキに味方の位置を把握しておく。これが出来ればかなりゲームに慣れてきた証拠です。
「カバー」「フォーカス」の概念
世界一上手いプロのApexプレイヤーだとしても、同時に二人の敵を撃つことは出来ません。実はスナイパーなど、一部の武器は複数の敵を貫通してダメージを与えられますが、まあ現実的ではないですね。
ということはつまり、どんなに強い人が相手でも二人、三人がかりで撃てば勝てるチャンスがあるということ! 相手は一人を撃つのが精一杯、対してこちらはその二倍、三倍のダメージを与えることも可能なわけです。
そのためには自分が味方と一緒に同じ敵を撃てばいいんです。敵と味方が撃ち合っている。その敵を自分も撃つ! 文字で書くと簡単ですが、これをするには敵と味方の位置をしっかり把握し、味方と合わせて行動することが必須。最初は中々難しいと思います。
カバーとフォーカスはどっちも上記のような意味合いです。味方と一緒に戦う。同じ敵を撃つ。これを意識するだけで勝率が大きく変わってくると思います。特に建物戦では、同じ建物でも自分が一階、味方が二階にいたりすると、距離は近くてもカバーが出来ない、ということが多々あります。
ね? 味方の位置把握、大事なんです!
展開
「なるほど……味方と一緒に戦えば常にカバーが出来るから強いんだ! ということはいつ何時、移動する時も戦闘でも、味方とピッタリくっついていれば最強じゃん!」
まあ、味方と下手に離れてしまうよりはその方がいいです。特に初心者さんは。でも、時には味方とちょっと離れる動きが刺さる場合があります。例えば……
あなたは敵を見つけました。ちょっと距離はあるけど、銃は当たるくらいの距離です。そして撃ち合うけど、お互いにちょっとアーマー削って回復してアーマー削って回復して……「いやこれ何の時間?」となって膠着している間に、漁夫を狙う部隊に急に撃たれてダウン……
こんな展開、よくあります。展開だけに!
こうならないためにどうするか? それが「展開」です。極力敵に気づかれないように移動して行って、可能なら敵の横を取ります。気づかれていなければそのまま横からズドン! 思いもよらない場所から撃てば、反撃を許さずに敵をダウンさせることも可能です。
ただ、これは当然リスクもあります。展開中に敵に気付かれたら狙われる。大きく展開する=味方と離れることになるので、そこを逆に突かれる。なので、展開は基本的に「危なくなったら安全に味方のところへ帰れるキャラ」が担当します。レイスが代表格ですね。
展開は初心者にとっては難しい技術。でも、展開が上手くいけば一方的に敵をダウンさせ、それをきっかけに味方と一気に詰めて倒すという、強い部隊の動きが可能になります。素早く安全に敵を倒せれば、その後の漁夫にも対応しやすいです。
時には勇気を持って敵を倒しに行く動き。憧れるわぁ……
キャラの理解
初心者さん向け記事では「キャラの能力や特性は徐々に覚えればOK!」と書きました。が、やはり勝ちを狙っていくにはある程度、色々なキャラの能力を把握し、それに対応する手段を把握しておいた方がいいです。
「敵にライフラインがいるから、敵をダウンさせても蘇生されてしまう! ライフラインから先にダウンを狙おう」
「敵にホライゾンがいる。ということはアビリティで浮いてくるから、高所を取っていても油断できない……警戒しよう」
「ヴァンテージのULTで撃たれてしまった! 効果中は自分が受けるダメージが増えてしまうから、効果が切れるまで隠れよう」
といった具合ですね。一気に全キャラの能力を把握するのは大変ですが、マッチでよく会うキャラ、現在の環境でよく使われているキャラ、能力を把握していないと対応が難しいキャラなどは、重点的に知識を入れておいて損はないです!
射撃訓練場では全てのキャラを使えるので、一通り使ってみてもいいかもしれません。
グレネード
初心者さん向け記事からずっと、グレネードについて触れていませんでした。正直、初心者の段階でグレネードを使いこなすのは難しいので、それなら回復か弾を持った方がいいかな、と個人的には思います。
でも、もし上を目指すならグレネードを避けて通れません。考えてみて下さい。グレネードは一個でバックパックの枠一つ分です。ヘビーアモなら60発、シールドバッテリー二個と同じ価値があるんです。アサルトクラスのキャラとヒューズはさらに多くグレネードを持てます。
グレネードは「フラググレネード(丸グレ)」「テルミットグレネード」「アークスター」の三種類があります。遮蔽物の向こうにいる、銃を当てられない敵に攻撃出来る数少ない手段であり、高所を取っている敵にも当たる可能性があります。銃では不可能なアプローチが出来るので、使いこなせればめっちゃ強い! グレネード一個でチャンピオン取れた、なんてことも。
細かい使い方は長くなるので割愛しますが、敵に投げつけることで爆発を食らうか遮蔽物から出るかの二択を迫るのが基本の使い方。他にも「グレネードで味方カバー」「通路塞ぎ」「直下(真上)グレ」「ドア破壊」「音消し」「アークスター直刺し」「テルミット目隠し」など色々あるので、余裕があるならバッグに一個くらいグレネードを忍ばせ、使ってみましょう。
まとめ
お疲れ様です!! ここまでお読み頂きありがとうございます。
この記事の内容をしっかりと頭に入れて実践出来たその時、あなたはもう初心者の頃のあなたには負けなくなっているはずです。与ダメージ、キルデスレートなどの指標を見ても成長していることでしょう。
ただし! 一度に全て覚えて実践しようとするのは無謀です。一個一個やっていきましょう! 一つ出来るようになったら次。時に、今まで出来たことが意識から抜けちゃうこともあると思いますが、また思い出して実践する。それでいいんです!
Apexの沼は深いです。もっともっと強くなる技術、知識がいくらでもあります。が、まずは基本から。今回の記事の内容は実戦で意識していきたいものがほとんどです(キャラ理解だけは座学でもいけるかも)ので、経験を積んでいきましょう。少なくともプラチナまでは行けます笑 そして、私よりセンスがある皆さんならもっと上を目指せるよ!
では今回はこの辺で!
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私スミスは「La PiSTE」というバンドをやっております! サブスク、SNSなどはこちら
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